男性だと、社会人になる前に実印は作っておくことが必要になります。
頻繁に使うものではないけど、使うときはとても重要な責任や権利が移動するタイミングと思われます。
いざ必要な時に「実印がない」というのは、ちょっと恥ずかしい場合も。
ここでは男性が初めて作る実印について、
いつ作るの?
サイズは?
素材は?
書体は?
といったことを紹介します。
ぜひ参考にして失敗せずに作ってください。
このページに書いていること
実印はいつ作る?
実印は、住民票のある自治体に登録して正式に「実印」となります。
15歳以上になれば1人1本登録することができるので、節目として高校の進学というタイミングで親からプレゼントされるケースがあります。
また、大学進学、二十歳、就職のお祝いとして親や祖父母から贈られる場合も多いです。
次のタイミングとしては「結婚」です。
このころになると、車や家、保険などの契約をする人も出始めるので男性としては遅くても結婚までには1本実印を作っておくといいです。
15歳(高校入学)
18歳(大学入学)
20歳
就職
実印の大きさ
実印には決められたサイズがあります。
「印鑑の一辺の長さが8.0mmから25.0mmの間」となっています。
このサイズ内の印鑑であれば、だいたいの自治体において印鑑登録ができます。
男性の実印は15mm-18mmのサイズがおすすめ!
男性の一般的な実印のサイズは15.0mmから18.0mmの間になっています。
このサイズであれば役所の規定は通ります。
年功序列ではないけど、20代30代はあまり大きいものを持つことは望ましくありません。
目上の人をたてるためにも、20.30代は 15mmくらいで十分です。
40.50代ともなれば、小さい実印も周りが気を使うので、16.5mmや18.0mmと大きいものに変えるのがよいです。
実印の素材
実印は使用の頻度が少ないけど、使うときはそれ相応の節目にあることが多いです。
ですから、高級感と耐久性を併せ持った素材が望ましいです。
具体的に男性に人気でおススメの素材は「黒水牛」「白水牛」「チタン」です。
「黒水牛」「白水牛」は古くから高級な印鑑素材として使われてきました。
以前は「象牙」もありましたが、密猟が進み今は保護のもと取引が厳しく制限されています。
「黒水牛」「白水牛」も保管を丁寧に行っておけば、一生使うこともできます。
「チタン」は金属製なので、半永久的に劣化することはまずないです。
チタン製の印鑑は近年圧倒的に人気になり、男性の実印を中心に購入者が増えています。
見た目も落ち着いた雰囲気ですし、高級感が漂います。
水牛もチタンも男性の実印にはベストな素材なので、決め切れていない人はどちらかで探すのもいいです。
実印の書体
印鑑の通販サイトには4-5種類ほど書体が用意されています。
実印は、読みやすさはあまり重要ではなく、偽造されにくいものが望ましいです。
だいたい以下の2つの書体が選ばれることが多いです。
どちらも男性の実印書体として用いられます。
雰囲気がある篆書体(てんしょたい)
篆書体は実印向けの書体として最も人気の高い書体です。
中国を統一した始皇帝の時代に公式書体として使われ始めたといわれているとても古い書体です。
今は日常で使うことがまずない書体なので、簡単に偽装できるデザインではないです。
新しい印鑑のための書体、印相体(いんそうたい)
印相体、吉相体(きっそうたい)とも呼ばれる書体です。
篆書体をより印鑑用に進化させた新しい書体で、縁起が良いとも言われています。
印鑑素材との組み合わせ、字数、デザインを調整することで開運印鑑として販売しているお店も数多くあるほどです。
文字のデザインは特徴的で印相体の印鑑は偽造が難しく安全性が高いです。
どちらの書体も、男性の実印として人気です。
9割近くが篆書体か印相体のどちらかで作っています。
以上が男性の実印作成のためのポイントです。
ぜひ、このページの情報を参考にして満足できる自分オリジナルの実印を作ってくださいね。