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実印の作成方法のヒント

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実印は、一生に一本作るくらいです。
用途は、会社の設立や車のローン、相続にかかわるくらいで、人によって使うこともない場合もあります。

ただ使う時がいつ来るのかわからないので、事前に「実印を作成しておく」ことは必要です。

ここでは実印の作り方のポイントから印鑑登録まで、情報をまとめました。

実印とは

実印とは、役場に印鑑登録をしている特殊な効力を持つ印鑑です。
実印を使うシーンは、自動車などを購入するローンを組む時、会社の設立時などです。

登録するためには印鑑に一定のルールがあります。

実印登録のルール

実印として登録できる印鑑には、いくつかルールがあります。

  • 1辺のサイズが8.0mmから25.0mmにおさまる
  • 耐久性のある素材であること
  • 住民票の名前であること
  • 名前以外の文字がないこと
  • 他の人の登録がされていないこと

実印作成のポイント

サイズ

実印として登録できる印鑑のサイズは8.0mmから25.0mmにおさまる必要があります。

一般的男性が15.0mmから18.0mm、女性が13.5mmから15.0mmで作ることが多いです。

8.0mm以上であればあいいのですが、認印や銀行印と取り違えることがないように、大きく作ることが一般的です。

実印によい素材

実印は耐久性が高く、印面が変形しない素材である必要があります。
たとえば、シャチハタのようなゴム印は劣化が早いので実印登録はできないです。

安価なプラスチックの印鑑もかけやすく、変形しやすいため不向きです。

はんこ専門店で「実印」用途して販売されている素材であれば問題ありません。
ちなみに実印で人気の素材としては、 チタン、黒水牛、オランダ水牛などです。

名前と書体

実印は、偽造などのリスクを防ぐため、フルネームで作ることが望ましいとされています。
もちろん苗字が変わる可能性があるので、名前だけで作る人もいます。

どちらでも構いませんが、自分の名前で作り、それ以外はいれません。
文字数が多いほど、偽造されにくくなります。

また書体は一般的な楷書ではなく、すこし複雑で読みにくい書体が推奨されています。

篆書体てんしょたい、太篆書体 ふとてんしょたい 、印相体 いんそうたい などが良いです。

これらのポイントをおさえて実印を作ります。

一生に一本の印鑑なので、お金をかけて作成する人もいます。
運気を高めるために、こだわって作る人もいます。

自分に合った実印を作ることが大切です。

印鑑登録の方法

実印は誰でも、登録できるわけではありません。

  • 住民票のある役場でおこなう
  • 満15歳以上であること
  • 成年被後見人でないこと

成年被後見人は「障害により判断能力を欠くとして、家庭裁判所から後見開始の審判を受けた人」のことです。

年老いた方が判断できずに、好き勝手にハンコを押しては困りますよね。
15歳に満たない子供も成年被後見人の審判を受けた人も救済される必要があるので、実印登録ができません。

印鑑登録するには

印鑑登録するには、本人が役場に行き、申請します。
持参するものは以下

  • 登録する印鑑
  • 本人確認書類

これだけです。

もし混雑していなければ30分もかかりません。
もちろん時期によっては、時間がかかることがありますが、とても簡単に登録ができます。

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