近年人気の高い、チタン印鑑です。
軽く、耐久性が高いので、印材にはとても適しています。
この「チタン」はレアメタルでありながら製造の難しさから、日本は輸出シェアトップという、まさに日本の技術が詰まった素材なんです。
近年インターネットで印鑑を作る人も多くなり、その価格もかなり落ちてきていて現在は激安で購入できるようになっています。
その価格の秘密を紹介します。
このページに書いていること
チタン印鑑の価格比較
主に男性の実印で多く使われるサイズ 18.mmから女性の13.5mmで比較しました。
ショップ名 | 13.5mm | 15.0mm | 16.5mm | 18.0mm |
---|---|---|---|---|
はんこプレミアム | 7,800 | 8,800 | 9,800 | 10,800 |
はんこdeハンコ | 11,800 | 13,800 | 15,800 | 17,800 |
いいはんこやどっとこむ | 6,800 | 7,800 | 9,200 | 9,800 |
印鑑の匠ドットコム | 7,980 | 8,980 | 10,980 | 12,980 |
ハンコヤストアドットコム | 6,700 | 7,700 | 8,900 | 9,900 |
平均価格 | 7,613 | 8,899 | 10,414 | 11,785 |
表内のサンプルはすべて税込み価格、素材はブラストチタンといって持ちやすく表面を加工しているタイプです。
どの販売元も、認め印や銀行印とセットで購入すると割安になるので、まとめ購入がさらにお得です。
また販売元により、オプションや付属するケースが異なるので一概に価格だけではありません。
はんこプレミアムのチタン印鑑が安い理由
管理人がよく使うイチオシサイトは「はんこプレミアム」で、価格が安い理由を紹介します。
「はんこプレミアム」はもっとも価格と商品のバランスが良いネット通販サイトで、チタン印鑑も比較的安く購入できます。
安い理由は
- 価格競争
- 広告宣伝をあまりしていない
- 簡易梱包
- 程よく利益を出し安定したサービス
価格が安くなっている最大の理由は、インターネット上の印鑑通販サイトの乱立による競争の激化です。
私たち消費者にとって、競争による価格の低下やサービスの向上はうれしいものです。
しかし、あまりにも価格を落とすことで、サービスや品質の低下があっては意味がありません。
バランスよい価格帯が「はんこプレミアム」です。
そしてネット通販による広告宣伝費の押し下げがあります。
はんこプレミアムは、大手の「はんこやドットコム」と比べると広告宣伝にお金はかけてません。
ちなみに新聞広告でもよく見る、はんこプレミアムは年間27億円の売り上げに対し、広告費が3億円以上と10%を超えています(2018年決算書より)。
すべて商品価格に転嫁されていて、実際には消費者が払っているわけです。
「はんこやドットコム」の集客はいわゆる「紙媒体」によるもの。
「はんこプレミアム」はインターネット中心の広告なので、そこまで宣伝広告費はかかりません。
サービスも程よく、過度な梱包はされませんが、かといって、極限までコストを落としてしまっても、お店が続きません。
そのバランスがよいショップが「はんこプレミアム」です。
定番の「ブラストチタン」を購入するなら「はんこプレミアム」がベストです。
チタン印鑑の種類
チタン印鑑にはさまざまな種類の素材を展開しているお店も多いです。
ブラストチタン
チタン印鑑というと、だいたいこのブラストチタンをさします。
表面に細かい粒子を吹き付けて、細かい凹凸を作る加工をブラストといいます。
その処理が行われています。
特徴として、指紋がつきにくいので、常にマットなきれいな表面になります。
お得に買うなら

ハンコプレミアムでは、1日本数限定で特別価格で、このブラストチタン印鑑(15mm 16.5mm 18mm)を販売しています。
追加料金なしで高級合成革ケースが付いてきます。
シルバーチタン
シルバーといったも、入っているのではありません。
鏡面加工して光を反射するので、銀色に見えるのでこう呼ばれます。
ブラスト加工の逆バージョンです。
チタンは汚れがつきにくく、目立ちにくい特徴はあります。
ゴールドチタン
金色のコーティングをしているチタンです。
チタンはどうしても銀色のメタル感が出てしまいます。
そこで高級感を出すために、ゴールドコーティングした印材が開発されました。
チタンのよさと、ゴールドの華やかさを兼ね備えています。
個人的には、見た目の高級感を満足できますが、チタンは軽さも特徴のため、金そのものの重量感がないのが残念。
わざわざチタンを選ぶならゴールドでなくても・・・と思います。
個人的にはあまりオススメしないです。
ブラックチタン
こちらは黒色にコーティングしたタイプ。
鏡面のブラックチタン印鑑はとても高級感がでます。艶というか、品というか、ずっしりと迫力ある印鑑です。
おすすめは、アタリの石を埋め込むことで、さらに高級感が増し、特別な印鑑になります。
単色のチタンですが、加工、コーティングにより数多くの種類で作ることができます。
チタンの4つの特徴
チタン印鑑が人気の理由は4つあります。
- 耐久性が強い
- アレルギーがない
- 熱につよい
- 水で洗える
簡単に言うとこの4つです。
チタンは最近、時計やネックレス、指輪といった宝飾品やゴルフクラブにも多く使われるようになり、とても身近になりました。
特徴の1つは、とても軽いことで、比重は鉄の1/6と金属の中ではとても軽い部類に入ります。
しかし、軟弱なのかというとそうではありません。
化学的にとても安定していて、ロケット/人工衛星には欠かせない物質。
さびにくい、耐久性に優れるという非常に優れた金属なのです。
耐久性が強い
印鑑に求められるポイントの1つは、磨耗、欠損が起きないことです。
牙や木材のこれまでの天然素材では、使用すると磨耗、欠損が起きてしまいます。
耐久年数が高いとはいえ、もしも高いところから落下したり、ぶつけたりすると当然傷がつきます。
大切な実印なので、ひどい扱いはしないにしても、万が一を考えると使えなくなるのは悲しいことです。
その点チタンは金属なので、磨耗や欠損のリスクは激減します。
ずっと美しいデザインの印影を、変わらず使い続けることができる印鑑がチタンです。
アレルギーがない
チタンが近年宝飾品にも使われることが多いもう1つの理由に、アレルギーが少ないことです。
化学的に安定しているので、汗によって溶けることがありません、肌にアレルギーを起こす原因になりにくいのです。
チタン製の腕時計やアクセサリーだと、腕がかゆくならない人も多いです。
その理由は、チタンは化学的に安定しているので、イオン化しにくく、人体に影響をほとんど与えません。
そのため人工歯など医療にも使われています。
熱につよい
金属なので熱に強いです。
純度100%のチタンが解け始める温度は なんと1668℃です。ちなみに鉄の融点は1538℃なので、鉄より解けにくいのです。
印鑑の素材は純度がもう少し落ちるので、もしかすると融点は下がると推測されますが、日常現実的な温度ではありません。
木材、牙などの素材は簡単に燃える可能性があるので、万が一火事などの焼失にも耐える可能性があるのです。
水で洗える
そして最後の特徴は水洗いできることです。
木材、牙などは少しずつインクが印材にしみこんでいきます。
あまったインクは、ふき取るだけですよね。
その点チタン印鑑は、水分をはじくため、水洗いしても問題なく常に新品の輝きのある印鑑です。
きれいなまま使い続けられます。
その他主なチタン製品
チタンの耐久性は印鑑以外にも様々な箇所で使われています。
チタンは珍しい鉱石ではないのですが、実用化するためには比較的コストがかかり、また最近産業化されたので新しい素材です。
なかでも日本で加工されたチタン材は世界的に需要が高く、日本の輸出品は世界の30%ほどのシェアをとっています。
主なところでは、軽く丈夫なので、自動車やバイク、船舶などの輸送機に多く使われます。
GPSに欠かせない人工衛星やロケットにもチタンが多く使われています。
また耐久性が高いので、建築物の屋根や外壁に用いられることが多いです。
身近な商品では、時計のベルト、ジュエリー類に近年は使われ始めました。
メガネのフレームやゴルフクラブにも使われることもあります。
このようにチタンの化学的な安定度、耐久性、軽さが様々な商品に用いられます。
チタンの印鑑は産業技術の結晶ともいえます。
安いチタン印鑑は理由がある!
調べた中では「ハンコヤストア」が最も安いようです。
18.0mmのサイズでは唯一1万円を切っていて、ちょっと激安すぎます。
もっとも高いのはハンコヤドットコムで、これは主にネット以外の広告費が高いためです。
せっかくネット通販という方法で購入するならば
- ネットショップに見合った価格
- でも、店頭に近いサービス
を求めたいですよね。
そのバランスがよいショップが「はんこプレミアム」です。
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