最もポピュラーで、印鑑を購入する際に必ずと言っていいほど候補に挙がるのが「柘(つげ)」です。
木材の特徴でもある木目が綺麗な素材で、印鑑以外にも様々な加工製品に使われています
ここでは柘というと、アカネ、薩摩本柘などいろいろな種類があるお店も多く、その違いについても詳しく紹介します。
安価で使いやすい柘の印鑑
印鑑としての価格を考えたとき、検討する人が多い素材の1つです。
個人の実印を使う頻度はそれほど多いわけではないので、わざわざ高額な印鑑を買うこともないと考える人もいますよね。
どの印鑑通販サイトでも扱いがあって、最も安価な素材です。
でも、低価格でありながら、耐久性も程よくありなじみがよいです。
コストパフォーマンスがとても満足できる素材が柘です。
また、特長は加工するために植林されている樹木で、木目が細かく加工に適していること、乾燥させることで硬く丈夫になるります。
細かい文字をいれる銀行印や実印の印鑑素材としても適しています。
柘と呼ばれる素材の種類
柘と呼ばれる素材は、だいたい以下の3種あります。
- 柘
- アカネ
- 薩摩本柘
まず、薩摩本柘は国産で名前の通り、九州地方でとれる最も高級な柘です。
わざわざ薩摩本柘と表記するのは、柘というと外国産のアカネを素材にしている場合が多いからです。
アカネと表記しているところもあれば、表記なく柘としているところもあります。
アカネは「外国産柘」とも呼ばれ耐久性は少し落ち、薩摩本柘よりもさらに安価に販売がされています。
別に悪いものではないので、価格重視の選び方をする人にはとてもよい素材であります。
柘の素材の特徴
柘の魅力はその価格の安さです。
印鑑の通販サイトでは、高級とされる「白壇」や「チタン」と比較すると半額くらいになっているところが多いです。
柘のデメリット
木材なので、乾燥にも湿度にも気温にも弱いです。
ほかの印鑑同様に朱肉にも弱いので、耐久性もない印鑑であることは間違いありません。
しかし、そのデメリットを飲み込めるくらい、価格には魅力があります。
素材のお手入れについて
ほかの印鑑も同じく、捺印後は必ず朱肉を拭き取ることが大切です。
柘の印鑑を長く使うには、朱肉の油分も、水分も拭き取る必要があるのです。
その他、長持ちさせるためには以下のことを気を付けましょう
- 湿度を避ける
- 乾燥も避ける
- 必ずケースで保管する
薩摩本柘の価格相場
まず、最安値のアカネは非常にリーズナブルです。
一般的な認印サイズでは、2000円未満で購入できます
薩摩本柘も3000円あれば購入できます。
店名 | 13.5mm | 15.0mm | 16.5mm | 18.0mm |
はんこプレミアム |
¥3,080 | ¥3,280 | ¥4,180 | ¥4,680 |
ハンコヤドットコム |
¥3,300 | ¥4,200 | ¥5,200 | ¥6,200 |
はんこdeハンコ |
¥2,780 | ¥2,980 | ¥3,880 | ¥4,380 |
いいはんこやどっとこむ |
¥2,480 | ¥2,980 | ¥3,580 | ¥3,980 |
印鑑の匠ドットコム |
¥2,080 | ¥2,480 | ¥2,880 | ¥3,280 |
ハンコヤストアドットコム | ¥2,680 | ¥2,880 | ¥3,780 | ¥4,180 |
薩摩本柘印鑑平均 | ¥2,733 | ¥3,133 | ¥3,917 | ¥4,450 |
最後に
印鑑の素材として、自然な感じを求めるならば、アカネ、柘、薩摩本柘はお勧めです。
雰囲気、機能、耐久性など総合的に判断しても、コストパフォーマンスが高い素材であることは間違いありません。
そのほかの印鑑素材はこちらにまとめました。