女性が、銀行印を作成するときに考えておくといいポイントがいくつかあります。
女性は結婚して苗字が変わることが多いので、男性とは違うポイントになります。
特に銀行印は苗字で作ると、登録を変える必要があるので後々面倒です。
ここでは、女性が銀行印を作るときの3つのポイントを紹介しておきます。
- 彫る名前
- サイズ
- 素材
このページに書いていること
彫る名前
銀行印に彫る方法は
- 名前
- 横書き
特別決まりはありませんが、横書き・名前のみでつくることが一般的です。
横書きにすることで、認印や実印と区分けしやすいです。
また縦書きは「上から下へ流れる」ので、お金も流れるとされ、「お金をせき止める」横書きとして縁起を担ぐ人が多いです。
また、銀行印は「名前」のみで作る人が多いです。
単純に、銀行印は銀行口座の作成で用いるだけなので、苗字はなくてもいいです。
夫婦別姓を選択する人はまだまだ少ないので、結婚する事で苗字が変わる可能性が大きいです。
名前のみの銀行印であれば、苗字が変わってもずっと使い続けることができます。
書体は、男女問わず「篆書体てんしょたい」や「印相体いんそうたい」がおすすめです。
女性の銀行印のサイズ
サイズは12.0 mmから13.5 mmが目安です。
このサイズがおすすめされる理由があります。
まず、実印よりも小さく、認印よりも大きい中間のサイズが望ましいです。
男女とも印鑑はサイズを変えて作ることで、混同をさけます。
さらに、男性よりもすこし小さいサイズで作ることが一般的です。
小さいと手になじみやすいという合理的な理由のほかに、印鑑の文化はとても古く男性より小さいサイズの印鑑で「男性を立てる」ことが慣習になっているからです。
女性の銀行印の素材
銀行印は長く使うので、耐久性の高い印鑑がおすすめです。
定番素材として黒水牛。
最近はチタンや、パワーストーンなどのおしゃれな印鑑も増えています。
そのほか少し色が明るい素材として、オランダ水牛、琥珀、彩樺も、銀行印の素材として用いられることが多いです。
ただし、「銀行印」に厳しいルールはありません。
一応シャチハタのようにゴム印は劣化して印影が変わりやすいことから、断られることがあります。
それ以外は、制限されることは少ないです。