銀行で口座を開設する時、その口座のお金を移動させるために必要な印鑑が「銀行印」です。
銀行印は、普段使う認印とは違い、お金を動かせる印鑑なので、作る際はすこしポイントを考えて作ることが大切です。
作る前に確認しておく点は以下の4つです。
銀行印の作成の4つのポイント
銀行印は特別決まりはないものの、認印や実印と混同しないように作る必要があります。
- 名前と向きを決める
- 書体を選ぶ
- サイズ選び
- 印鑑素材を決める
名前と向きを決める
銀行印は一般に「名前」を彫り入れます。
家族で同じ苗字の印鑑を使うと、だれの印鑑なのか、わからなくなります。
同じ印鑑を使いまわすと将来子供が出て行ったり、別居したりするタイミングで不便がでてきます。
また子供は結婚して苗字が変わることも想定されます。
これらの理由から、銀行印は「名前のみ」で作っておくと便利です。
認印として使用することもないでしょうから安心です。
さらに彫る方法は横彫りが多いです。
縁起を担ぎ「流れ落ちる」ことを避けます。
書体を選ぶ
書体は篆書体や印相体が人気です。
比較的複雑な書体で、判断が難しく偽造されにくいことから銀行印に用いられることが多いです。
もちろん、どんな書体であっても問題ありません。
サイズ選び
サイズは、認印、実印と差をつけて作ることが一般的です。
取り違えたり、間違って使うことを避けるためです。
銀行印は、実印よりも小さく、認印より大きいサイズで作ります。
具体的には、
男性が13.5mmから15.0mm
女性が12.0mmから13.5mm
で作成することが多いです。
女性は手が小さいことから小くつくります。
印鑑素材を決める
銀行印は長く使います。
そのため、耐久性の高い素材で作ることが良いです。
たくさんある印鑑素材のなかでも、もし子供のうちに作る場合は非常に高い耐久性がある「チタン」がおすすめです。
チタンは安定した素材なので錆びることはなく、金属なのでワレ、欠けもありません。
銀行印に人気です。
そして、定番の「黒水牛」と「オランダ水牛」も人気があります。
重厚感があり、耐久性も高いです。
最近はお金に直結する印鑑ですからパワーストーン・宝石の印鑑を銀行印にする人も多いです。
金運/開運効果を重視して作ります。
銀行印を作成する時のポイントのまとめ
名前と向き:横書き名前のみがおすすめ
サイズ:
男性は13.5mmから15.0mm
女性は12.0mmから13.5mm
書体:篆書体や印相体
素材:チタン・水牛