印鑑素材で最近よく見かける「彩樺」。
木目がきれいで、色の展開も豊富なので、どんな木材なのか気になる人も多いです。
実はこの「彩樺」は天然の木材をそのまま使っているものではありません。
バーチ材とフェノールレジンという樹脂を高圧加熱処理で印鑑の素材にしたものです。
最先端の技術を使い、人工的に作り出されたので最適な硬度と強度があり、印鑑に最適な素材になっています。
通販店だと、比較的安く購入ができる素材でもあり、ここではその「彩樺」の特徴を紹介します。
このページに書いていること
彩樺は色展開が豊富でエコな印鑑
彩樺の土台になるバーチ材は、いろいろな家具に使われることが多い素材です。
わざわざ印鑑だけのために植林、伐採されるものでもないです。
そんな一般的なバーチ材に強度を高めるために、フェノールレジンを混ぜ特殊な加工をしています。
環境に優しいエコロジーな素材として環境省が進めている「グリーン購入法適合商品」の認証をもっています。
また、彩樺は人工的に作られているので、色の展開も豊富です。
通常の茶色の「彩樺」のほか、赤色が強い「赤彩樺」、重みがある「黒彩樺」があります。
販売店によってはさまざまな名前でよばれるほど、色も豊富になっていて、環境問題に興味があったり、ナチュラルな風合いが好きな方に彩樺はおススメです。
価格もそれほど高くなく、耐久性も高いことから普段使いの認印などにも使えます。
もちろん銀行印、実印にも可能な万能素材です。
彩樺素材の特徴
彩樺の素材は
- 価格が比較的安い
- 耐久性が高い
- 色がきれい
- 捺印性が良い
このような特徴を持っています。
先にも記載したとおり、彩樺は一般に出回っているバーチ材がベースなので、比較的安価に作られています。
素材で比較すると、柘植よりも少し高い黒水牛くらい。
人工に作られていることから、色も豊富に展開でき、欠けやすい、歪みや反りが生じやすいという木材の難点を、克服し耐久性も高くなっています。
彩樺素材のデメリット
彩樺は新しい素材で認知が低いことと、希少性がないことがあげられます。
最近までの印鑑は象牙をはじめとした、天然で希少性の高い素材が好まれてきました。
そういう点で、彩樺は新しく人工的に作られた素材で流通量も高いといった正反対な素材になり、デメリットと言えます。
ただ、世界的には「SDGs」という国連のアジェンダもあり、環境、自然を次世代につなげようという流れに彩樺は適合している素材です。
見た目も「木目」がきれいなので、気にすることはないです。
彩樺素材のお手入れについて
木材の印鑑に共通することは、朱肉の油分や乾燥に弱いという点です。
朱肉の油分が染み込んで、印面や枠の部分がもろくなりやすいです。
使用後には必ず朱肉を拭き取り、保管することが長持ちさせることにつながります。
彩樺はほかの木材にくらべ耐久性に優れていますが、手入れは重要です。
彩樺の価格相場
彩樺の相場としては3,000円台で銀行印や認印が購入できます。
柘や黒檀よりもやや高く、水牛と似た価格帯です。
店名 | 13.5mm | 15.0mm | 16.5mm | 18.0mm |
はんこプレミアム |
¥3,580 | ¥3,880 | ¥5,080 | ¥5,680 |
ハンコヤドットコム |
¥4,100 | ¥5,100 | ¥6,100 | ¥7,100 |
はんこdeハンコ |
¥3,580 | ¥3,880 | ¥5,080 | ¥5,680 |
いいはんこやどっとこむ |
¥2,980 | ¥3,980 | ¥4,580 | ¥4,780 |
印鑑の匠ドットコム |
¥2,480 | ¥2,880 | ¥3,280 | ¥3,680 |
ハンコヤストアドットコム |
¥3,480 | ¥3,780 | ¥4,880 | ¥5,480 |
彩樺印鑑平均 | ¥3,367 | ¥3,917 | ¥4,833 | ¥5,400 |
最後に
彩樺は木目がきれいで、ナチュラル感のある印鑑素材です。
価格もそれほど高くなく、耐久性、高級感のあるので、リーズナブルに良い印鑑を探している人にはおすすめの素材です。
彩樺印鑑を通販で格安に購入するには
リーズナブルな彩樺印鑑を安く購入するには「はんこプレミアム」がおすすめです。
印鑑ケースが付属していないので価格が相場より少し安い。
はんこプレミアムはこちら
そのほかの印鑑素材はこちらにまとめました。